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Date:2018/6/28

Place:熱香森 -LA SHANG SEN-(ラシャンセン)

Interviewee:

北野泰弘 様

株式会社TMGB 取締役
北野泰弘 様

株式会社TMGBWEBSITE

導入箇所:熱香森 -LA SHANG SEN-(ラシャンセン)

施工時期:2018年3月

販売会社:株式会社ライブライフ

●熱香森 -LA SHANG SEN-(ラシャンセン)の立ち上げコンセプトをお聞かせください。

私ども、TMGBでは、ゴルフ練習場の経営や運営を展開し、関連会社では、環境およびスポーツ施設の緑化事業も営んでいます。そんな私どもが初めて手がけた飲食事業が、この「熱香森 -LA SHANG SEN-(ラシャンセン)」になります。
緑を扱う弊社が念頭において立てたコンセプトは、緑の良さ、緑のもつ豊かさをお客様に知っていただき、緑に近く安らぎを与えられる空間を提案したいということです。そのため、この緑の空間の植物プロデュースはプラントハンターの西畠清順さんにお願いしました。ハイソサエティ層向けの中華レストランと大衆的な中華料理店が多くある中、その間をとった使い勝手のよい中華のレストランを目指し、味に自信をもちつつコストパフォーマンスの高いお料理もご用意し、お客様の満足度を高めるようなレストランを目指しております。食における味覚と嗅覚、器による触覚、緑による視覚を刺激し五感を感じていただける空間が、この熱香森です。

●はじめてKooNeを体感されたときのご感想はどのようなものでしたか?またKooNeを取り込むことになった経緯をお聞かせください。

KooNeをはじめて体感したのは、東京の渋谷にあるビクターエンタテインメントの事務所内でした。KooNeを担当している販売会社さんから、試しに聞いてみてほしいというお誘いをうけ軽い気持ちでKooNeを体感しに伺いました。しかし、その部屋でKooNeの森の自然音が流れていた状態と音を切った状態を体感したときに、一般的なBGMと違って、音がなくなったときのしゃべり辛さだったり、なにか気持悪いものを感じたり、音の有り無しによる空間における感覚値の大きな違いを初めて体験するという、かなり記憶に残る体感会になりました。

このときの体感会で、こういうのをお店(熱香森)に入れたら面白いのでは、と直感的に思いました。
無機質な渋谷の事務所で、KooNeの音の有り無しでその場の空気感が変わること、また同じ音の有り無しの比較においても、一般的な音楽によるBGMと比較して圧倒的にKooNeの自然音が流れているほうが心地いいと感じたことが、導入費用を確認する前から、熱香森にKooNe入れようと心に決めた経緯になります。

実際、以前は一般的なBGM音楽を店内に流していたのですが、このKooNeを体感したときに、緑の植栽のデザインや食や器、お料理の出し方などお店にかかわる多くのことに対してはかなりこだわりをもってご用意できていると自負していたものの、音に対しては、自分が妥協しているな、こだわりが足りなかったなということに気づきました。これまでJAZZなどいろいろ音楽を流し試してみていて何かがしっくりこなかったことも、KooNeを聞いてその理由がわかりました。

KooNeが最終的に導入されたことで、これまで提供していた緑の空間デザインがいっそう映え、オーガニックな素材を多く使っている料理も引き立たせ、店としてのこだわりをお客様に自信を持って提供できているように思います。

●熱香森に対するスタッフやお客様によるコメントがありましたら教えてください。

熱香森のある場所が、大阪中心地ビジネス街の真ん中にある大きな靱公園(うつぼこうえん)の近くにになります。ランチにいらっしゃるお客様は、「よくこの公園の緑がそのまま続いて、心地よい緑の空間で食事ができて凄く和みます」というお言葉をいただいたりしています。
ランチのピーク時は比較的お客様のお話声で、森の自然音が目立つことはありませんが、ピーク時の前後のお店の空気感や居心地のよさの持続性を感じられるとスタッフは話しています。

私自身、木々の葉ズレの音や小鳥のさえずりといった山の中に当たり前に存在する音をこの街中でそのままの状態を提供でき、近くの公園とうまく絡めて演出できていることで、お客様に豊かな時間を提供できているということを嬉しく思います。

●これからの熱香森についてお聞かせください。

社会が目まぐるしく動いていて、体はどんどん疲れていく傾向にある現代に、緑や自然音は大事だと思います。
昔であれば人々は山や森など自然に帰省するのは普通のことであったかもしれません。しかし、現在そう簡単には出かけられず、見渡せは街の景色には緑は多くありません。そこで、植物がふんだんにデザインされ、自然音も流れる極上の緑の空間である熱香森という場が多くの都会の人々の心の穴を埋めていける、気持ちの安定やリフレッシュできる場所として活用されることを願っています。
そして、お客様がお客様の“一番”大事な方をお連れしたいと思っていただける場所として、すべてのこだわりとサービスを提供し、居心地のよい空間をご提供し続けたいと思います。

■インタビュー後記■

澄んだ空気と贅沢な緑が出迎えてくれるレストラン熱香森。北野様の話には、お客様が食はもちろん心も満たされリラックスされるための強いこだわりと思いを感じました。そのこだわりにKooNeを選んでいただき、またKooNeの良さをとても実感いただけていることに感謝申し上げます。多くのお客様に快適な食事空間をご提供できるよう今後もご一緒に取り組むことができましたら幸いです。

Interviewer:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント エンタテインメント・ラボ 岡崎早苗