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Date:2019/10/3

Place:東和エンジニアリング様2F東京ショールーム

Interviewee:

野口 昌紀 様

株式会社東和エンジニアリング
人事・総務部
課長 野口 昌紀 様

工藤 浩隆 様

株式会社東和エンジニアリング
TOWAROW推進部
リーダー 工藤 浩隆 様

中川 淳 様

株式会社東和エンジニアリング
人事・総務部
中川 淳 様

東和エンジニアリングWEBSITE

導入箇所:東和エンジニアリング様2F東京ショールーム

施工時期:2017年3月施行/2019年5月移転

販売会社:株式会社JVCケンウッド・公共産業システム

●東和エンジニアリング様の事業内容について教えて下さい

野口氏私どもは、音響・映像、ICTシステムのコンサルティング提案から設計・施工、導入後のサポートまでトータルに提供している会社です。ハードとソフトの両面を組み合わせて1つのシステムソリューションという形にしまして、学校様や法人企業様、官公庁様の人が集まる場所やコミュニケーション環境に導入させていただいております。

●KooNeを初めて知ったきっかけを教えて下さい

工藤氏働き方改革に関する展示会でKooNeを見かけまして、その時に説明を伺い、このような製品があるんだなと思ったのが初めです。JVCさんのソリューションフェアでも体感しましたが、通常の音響設計とは考え方が異なり、全然聴こえ方が違うなと感じました。植栽や香り、水瓶を一緒に展示されていたのを見かけた時には、今後、音響の形は変わっていくのかなと感じたことを覚えています。

●初めてKooNeをご体感された時のご感想を教えて下さい

工藤氏今まで環境音をオフィスといった場所に、鳴らすという考え方がなかったので、とても新しいものだと感じました。
また、一番印象深いのは、デモで波とギターのアンビエントサウンドの組み合わせを聴かせていただいた時に、物凄くリラックスできたことです。しばらくここにいたいなーと思いましたし、今すぐ他の社員も呼んできてこれを聴かせないといけないと思いました。

中川氏音響・映像を扱う会社として、「音はスピーカーから直に聞こえてくるもの」というイメージがありますが、KooNeは音を壁や天井に向けて反響させていて、とても自然に聴こえるなぁ、というのが第一印象ですね。
とてもリラックスできるし、違和感もなく、心地良いなと思いました。
会社の周辺の鳥の声もなんだかKooNeっぽく聴こえて、外なのにスピーカーがどこかにあるんだろう、とか思ってしまったくらいで、「あっ、本当の鳥だったんだ」と思って。自然に近い音って凄いなぁと思いました。

中川氏弊社は移転してから、フリーアドレスになって、ワンフロアに集まる人数が多くなりました。そうすると、やはり色んなところで会話が生まれるので、集中したい時などには雑音に聴こえてしまう場合があります。そんなちょっと集中したい時に2Fに移動してみると、自然とリラックスした感じになって、集中できる空間が構築されているな、という印象です。

工藤氏そうですね、私も来客などで2Fを使いますが、話のネタとして、「今聴こえているのは、実はこういったシステムなんです」とお話しをさせていただきます。実際、天井も白く、スピーカーも白いので、お客様から「どこから鳴っているんですか」というお声をいただき、会話が生まれたりします。あと、やはりこういった広い区切りのない空間になっていますので、どうしても無音だとちょっと物寂しいといいますか、お客様との会話も少し苦しい時がありますが、自然に程よい鳥の声が聴こえるので、「今、鳥の声が聴こえましたね」と会話の糸口にさせていただいております。

野口氏今までの事務所にはまったく音がなく、それに慣れていたというところがありました。こういう自然音があるというだけで新しさを感じる、それが私としては新しさを含めて「ああ導入して良かったな」というのが正直な気持ちですね。自然音が加わっただけで随分新鮮で、気持ちがリフレッシュするというか、仕事の中で少し気持ちを変えたいなという時は、やっぱりいい環境だなと思いますね。

●KooNeご採用のポイントや導入の背景・経緯を教えて下さい

工藤氏弊社は2019年5月に本社移転をいたしまして、「Borderless×Connected×Creative with Fun」のコンセプトのもとに、社内外を問わず境界を越えたつながりがうまれる“共創の場”としてつくられております。特にこの2Fは、お客様と寄り添って、お客様と共創、アイデアなどを形作っていく場所として活用していきたいという想いがありました。KooNeは、お客様の課題をお話ししていただきやすい、引き出しやすい空間にするための要素の一つとして非常に効果のあるものだということで導入させていただきました。

●導入後にみられた変化について教えて下さい

工藤氏2Fはオープンな空間なので、このフロアにいればどこからでもなんとなく鳥の声が聴こえ「自然を感じられる空間」になっております。
集中したい、リラックスしたい、という社員はフロア内のいろいろなところに居ても効果を感じているようです。
またフロアの施錠時間が18時になっており、サイネージ映像やKooNeが自動で18時に切れるようになっています。私自身も18時以降に2Fで仕事をしていると、ふっとした瞬間に「あれ、なんか居心地悪い」と思うんですね。そろそろ帰るか、上のフロアに戻らなきゃいけないな、という焦りのような、ちょっと不安な気持ちというものが煽られます。時間の感覚としてふっと気づかせ行動に促す、という使い方もできているのかなと思います。 また、変化といいますか、誰がやったかわからないのですが、気がついたらこの植栽に鳥の人形がとまっておりまして。私も知らないところで社員も楽しんでくれているんだなと感じています。

野口氏きっと、鳥が寄ってきたんでしょうね、さえずりに誘われて。

●お客様やスタッフの皆様のKooNeについての評判について教えて下さい

工藤氏朝の時間帯が抜群に気持ちいい、と言う話がありました。始業後すぐにこの空間に来て、朝の会議前にメールチェックをする。3Fとか4Fの執務エリアでやるより、気分良く、また、朝は人も少ないので、より自然の音が聴こえやすく、朝は気持ちがいい、ということでした。
あとは、コンテンツを作っているようなチームのメンバーは、やっぱり2Fフロアの方が作業がはかどるということはあるみたいです。アイデアなどを創るときには、KooNeの音が聞こえる2Fフロアでやっているのを見かけます。

●東和エンジニアリング様の今後の取り組みについて教えて下さい

工藤氏自社の働き方改革といったところもありますけれど、この移転をしてきた自分たちの体験というものをお客様に還元していく、ということも新しいビジネスとして取り組んでいきたいと思っています。「Good Office Project」というテーマを掲げ、人に優しい、居心地のいい空間をGood Officeと捉え、そういったものを提案できる会社になっていこうと取り組んでおります。また、空間だけに捉われず、我々社内の業務改善で取り組んだ内容やそこから生まれたシステムもGood Officeとして、コミュニケーションを活性化するような環境のご提案ができる会社になって行きたいと思っています。是非お客様にも弊社ショールームにお越しいただき、体感いただいて、理解していただきながらご提案につなげていきたいなと思います。

野口氏私は総務部という立場なので、今回の移転については、いろいろなところで携わっております。良いも悪いも希望が出てくるんですよ、今までの方が良かったという人も当然おりますし。慣れない環境で最初はやり難さもあったと思いますが、慣れや、それぞれ与えられた環境の中でどうしていくべきか、みたいなことを自分なりに考えながら、だんだんやり易くなってきているのではないか、と思っています。走りながらソフト面も整えながら今に至っている、というところもあります。新しいソフトもハードも使いながら、新しいアイデアを織り交ぜて、次の何か新しいものに繋げていけるように向けていく。そのための総務部だと思っております。とはいえ、我々だけで考えられるものではありませんので、社員や、外部の皆様からお知恵などをお借りしながら、新しいものを一緒に創っていく “共創”ということを目指しています。総務部として結構苦しいところも多いのですが、言い方変えるとやりがいがある、そういうことになりますね。

■インタビュー後記■

「共創」を目的の一つとした空間である東和エンジニアリング様2F東京ショールーム。虹のように7つのエリアで構成され、様々な環境に触れることで、創造力が引きだされ、鮮やかな自然環境映像の空間演出で癒される。そんな素敵な空間でKooNeがご一緒させていただけたことをとても誇らしく感じます。
また、インタビュー中にもありますが、KooNeエリアにある植栽に可愛らしい鳥が。現在、2Fフロア全体で3羽いるとのこと。インタビュー中に2羽の居場所は教えていただきましたので、残りの1羽はインタビュー終了後、植栽を1つずつ探して回りました・・・が見つからず。。結局、工藤様に教えていただきました。なるほど、あんなところにいたのですね。是非、東和エンジニアリング様2F東京ショールームでKooNeの鳥の声を聴きながら、3羽の鳥を探してみて下さい。
社屋移転前よりKooNeをご導入いただき、また、移転後の共創の場においてもご利用いただきありがとうございます。働き方改革でお悩みの企業様がこの東京ショールームで、今後のアイデアを東和エンジニアリング様と共に膨らませ、共創していく姿が眼に浮かびました。ありがとうございました。

Interviewer:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント エンタテインメント・ラボ 木野佳子